ストレスを溜めない

母乳の出方には母親の精神状態もかなりの影響を及ぼします。母乳が作られ分泌されるには、ホルモンが大きく関わっています。妊娠中は母乳を作る準備期間として、乳腺が発達しますが出産をすると母乳の分泌を抑制していたプロゲステロンというホルモンが一気に減少するのです。これにより脳下垂体から分泌されるプロラクチンというホルモンやオキシトシンというホルモンの作用が強まり母乳が分泌されるようになります。

ホルモンというのは、精神状態によってそのバランスが左右される事は多くの人が知っているでしょう。母乳の分泌に関わるホルモンも同様でストレスなどが溜まるとバランスが崩れて母乳が出にくくなってしまうことがあるのです。産後の母親は慣れない育児や睡眠不足、大きく変化するライフスタイルによって心身ともに想像以上のストレスに襲われます。母乳の出が悪い時は、自覚がなくてもストレスの下に晒されているケースも考えましょう。

そこでなるべくストレスを溜めないような生活を送るようにしなければいけません。それには周囲の人に助けを求めるという事も大切です。自分一人で育児をする事は難しいものです。家族に頼ったり、地域のサービスを利用するなど、どんどん他人の手を借りましょう。また完璧な育児を目指すことも、ストレスを作る原因となります。母乳の不足分はミルクで補えば良い、その位の気持ちで子育てをする方が結果的にストレスが軽くなり母乳の出にも良い影響を与えるでしょう。